看護コミュニケーション研究会とは
看護師の皆さん
普段の仕事のなかで,コミュニケーションで悩むことがあると思います。この「看護コミュニケーション研究会」では,看護実践や看護師の仕事にかかわるコミュニケーションの困りごとを解決し,少しでも良いコミュニケーションができるよう情報提供していきたいと思います。
みなさんの希望に合わせて,興味のあるところからご覧いただきたいと思います。
まだどのようなところについて見ればいいのかわからない,という方は,このまま読み進めてもらい,気になるところがあればその部分について見て頂けたらと思います。
看護師として働く中で,いろんな場面で悩むことがあると思います。その中でも,私自身の経験から大きく3つのことについて取り上げて,それぞれに関する解決法をご提案していきたいと思っています。
- 職場の人間関係の悩みがある
- 患者さんとのコミュニケーションが苦手
- 患者さんの行動変容をもっとうまく導きたい
きっと,3つのうちどれかには,苦い経験というか,うまくいかなかったことがあると思います。「なんであんな言い方するんだ」「このスタッフには何て声かければいいんだろう」「どう言えば自己管理できるようになってくれるだろう」
こうして悩んだ結果,うまくいかないのは,自分のコミュニケーション能力のせいだと思っている人もいることでしょう。でもそれは違うんです!
どうしても失敗してしまう構造があるのです。
その構造についてまとめましたので,これまでうまくいかなかったのが自分のせいだと考える方に読んでいただきたいです。

こちらを読んでいただくと,もしうまくいかないことがあったとしても,それはあなたのせいではないことがわかります。
このことを知っていただいたうえで,これから少しずつコミュニケーションについて知り,今の状況を変えていきませんか?
少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
ではさっそく,ひとつずつ見ていきましょう!
職場の人間関係の悩みがある
みなさんが,新人看護師なのか,1人立ちして数年なのか,新人教育を担当しているのか,そして管理者なのか。
立場によって抱えているコミュニケーションの悩みは違うことが多いです。

患者さんとのコミュニケーションが苦手
準備中( TДT)
患者さんの行動変容をもっとうまく導きたい
準備中( TДT)